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リフォーム・リノベーション

なんとか頑張って読んでいただきたい

他のリフォーム会社様のように、夢を語るようなリフォームページではございません。
語り継ぎたい古い物の良さ…お客様に寄り添いたい…そういった事は一切言いません。

ただただ、許容応力度計算や時刻歴応答解析、気密、断熱、省エネに真摯に取り組む設計士と、純和風建築や伝統工法のリフォームを昔から経験している大工が作ったページです。

厳しい内容ですが、本当の意味で重要な情報が載っている、稀有なリフォームページかと思います。
なんとか、頑張ってご一読いただけると幸いです。

本当にリフォームするべきか?

以前、西日本で有名な、伝統建築の保存をされている建築会社さんの講演を拝聴しました。
最終結論として「古い建物は余程の事が無い限り建て替えてください」とおっしゃっていました。
会場はどよめきましたが、私も同じ考えなので特に驚きはしませんでした。

被災建物応急危険度判定士の見解

弊社は、滋賀県の被災建物応急危険度判定士として登録しています。
震災で建物が崩れかけている場合、その建物が、どの程度危険かを被災地で判定する仕事なのですが、その認定講習会で「耐震等級3」は新築において最低限必要と啓蒙されていました。地方自治体の震災担当の部署がオフィシャルで表明しているのです。

「耐震等級1」は新築ではありえない低性能。とご理解ください。

新築の耐震等級とリフォームの評点

新築の耐震等級1~3とリフォームの評点の比較です。実際には相関関係はありませんので、各社解釈は違うはずです。劣化度の低減も加味してこのくらいと想定しています。

新築の耐震等級1 = リフォーム評点1.5
ともに「震度6強~7の地震でも倒壊・崩壊しない」という評価になっています。1000万円以上のお金をかけて耐震補強しても、新築の耐震等級1にも達さない場合が多いです。劣化を加味した場合、それほど、新築は強い。(リフォームの評点は平屋だとだいぶ緩く楽になるので、上記は2階建てでの話です)

耐震の弱い建物の建築年目安

細かい考証は省きますが、確認申請の時期で判断が分かれます。

・2000年6月1日以降 ある程度安心 基礎鉄筋の義務化
・1981年6月1日以降 新耐震基準の開始

1981年6月1日以降の建物で、基礎に鉄筋が入っていれば、耐震リフォームもそれなりの費用でして行けるかなという感覚です。ただ10~20年以上前の建物で外装リフォーム(屋根、外壁、ベランダ)をしていないと、浸水して構造に腐れが出ているケースも多く、そうなってくると劣化修繕にかなりの費用がかかってきます。
劣化修繕の状態もリフォーム評点に大きくかかわってきます。

工事の優先度を考える

リスクマネジメントのお話です。危険な事とその危険な事が起こる可能性を考える必要があります。

いつかは起こるとされている大地震、それが起こるまでに建物を売却する、などの選択肢もあっても良いのです。とはいえ、良い値で売却できる土地も限られます。建て替えをする予算は無い、その場合、絶望するしかないのかというと、そうとも限らず
住み続ける場合、いつ起こるか分からない地震より、ヒートショックによる命の危険の方が、より身近な危機になる場合もあります。ヒートショックの起こる冬は毎年来ます。毎年、危険にさらされるのです。この場合、耐震より断熱気密を優先する。という手立ての方が即効性があります。断熱改修は耐震改修と違い、1部屋を改修するだけでも効果がでます。
また現況劣化している箇所を直す事も耐震上とても有効なリフォームとなります。

リフォーム工事は設計力と大工力

今まで書いてきたような考え方をしている建築会社はあまりありません。
建築業界にずっと身をおき、耐震、断熱、省エネなど、ハウスメーカーを超える性能の設計をし、それを顕現できる大工を社員として雇用しています。

設計士の顔が見えますか?

リフォームにおいても設計士は必要だと考えています。
完成時の見た目だけの話ではなく、耐震や断熱の話も重要になってくるからです。
最近のリフォームでは内装をキレイに交換し腐れや不具合にフタをするようなリフォームが目立ちますが、ご予算とその家に住まわれる期間。その辺りを突き詰めて直す箇所を決定していく事が一番重要で、見た目をキレイにするだけというのは考え物です。そういった事をご提案できるのも設計士だと思います。

現場監督は素人さんではありませんか?

現場監督は本来熟練していなければリフォームを理解できません。新人さんでは出来ません。また物件を多く抱える方にも出来ません。現場監督の仕事は大工や職人、設計、お客様をつなぐ非常に重要な立場です。熟練していて、かつ、仕事に余裕がある事が重要です。
弊社では大工が現場監督を兼ねます。少人数のため多くの物件を持てないので、お客様にお待ちいただく事もありますがこの事が良い仕事につながっていると信じております。

その大工さん大丈夫ですか?

最近のリフォームブームでリフォーム専門業者が売り上げを伸ばしています。
それにより大工不足が深刻化してきています。大工さんは一軒いくらで請け負う事が多いので、早く終わらせる程利益がでます。腐れや瑕疵を発見して会社に報告すると工事が止まってしまいます。なのでフタをしてしまう方が儲かるわけです。
弊社の大工は社員大工なので給料制です。急いでも給料は同じなのでじっくり正しい工事ができるのです。社員大工の在籍するリフォーム業者はごく稀です。社員大工による工事をお勧めいたします。

ネットの口コミは正しい?

以前はネットの口コミサイトである程度リフォーム会社の評判は読めましたが、最近はクレームへの開示請求、コメント消しに資金を入れてクレームを消し、相対的に会社の評価を上げる事が主流となっています。資金力のあるリフォーム会社の評価が高くなる、というおかしな図式になっています。

例えばこんなリフォーム

地震対策・シロアリ対策
Q値を意識した断熱リフォーム
構造体を「あらわし」に
バリアフリー
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