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耐震リフォーム

耐震に必要な事

耐震診断

弊社には耐震診断員の登録者がおりますので「耐震リフォーム」をご希望の際は自社診断を行います。
公的な書類が必要な場合、診断書や補強計画を専門に行う診断員の方を外部から派遣する事も可能です。

耐震補強

補強に関しては、
地盤、基礎、軸組、に分けて補強を行う事が可能です。
 
「地盤」
地盤に関しては大規模な地盤改良工事を行う事は難しいので、沈下の修正などまでにとどまります。高価な工事であり、改良しても沈下が止まるとは限らないので、余程、危険視されるほどの沈下でない限り行いません。
 
「基礎」
鉄筋コンクリート基礎を既存の基礎に添え打ちしたり、撤去して新設したり、しろあり対策に土間を打ったり鉄筋が組めてコンクリートを運んで流せる状態であればどんな工事も行う事ができます。
 
「軸組」
勘違いされやすい部分ですが、強い金物が付いたから強い。という事ではまったくありません。
大切なのは耐震設計の能力を発揮するために、劣化箇所を取り除き、応力を伝える構造部材(基礎、柱、梁)を安定させる事です。
金物はそのための選択肢です。
地盤改良
地盤改良
添え基礎
添え基礎
軸組交換
軸組交換

防蟻処理

リフォームの際、シロアリが発生している事がよくあります。
 
「お風呂など湿気の多い箇所」
タイル目地からの浸水で構造木材がしめり腐りシロアリの棲家になるパターンが多いです。
この場合、シロアリ駆除業者をいれても薬液の効果の発生する期間、約5年を経過すればまた同じくシロアリが発生する恐れはあります。
一番良いのはお風呂周り全てを解体撤去し、基礎からやり直し、ユニットバスを設置する方法です。
 
「その他の一般部分」
床下内部空間を移動できる範囲であれば、しろありの駆除・予防は可能です。5年毎の予防をお勧めしたします。
 

屋根荷重を減らす

頭が重たい建物と軽い建物、大きく揺れてしまうのはどちらか?
想像に容易く頭の重たい建物です。
実際、壁量計算でも許容応力度計算でも、頭が重ければ重いほど
耐震性能は落ちていきます。
 
「瓦の下地の土降ろし」
屋根瓦が重いのはもちろんですが、その下地となる土も相当に重たいです。
4t程度の荷重があるそうです。
瓦の葺き直しを検討されている際は土を降ろして、下地を直してから土無しで瓦を葺く事をお勧めします。
 
「板金屋根」
瓦と比べると10分の1程度の重さしかありません。
純和風に合うかというと、合いませんので、余程、耐震を強化したい方に
お勧めしたい屋根材料です。

一番大事な地震保険

最後になりますが、
他のどれよりも重要と考えているのが、地震保険です。
加入されている棟数は年々増えていますが、
古い住宅でかけられているケースは多くはありません。
 
火災保険の半額までで地震保険額を設定でき、それに応じた地震保険料がかかってきます。
今の所(2018年)滋賀県はまだ安いほうです。
 
地震による火災は火災保険では補償されないのはあまり知られていない事なので、
是非とも火災保険もあわせて見直しを行ってください。
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