耐震リフォーム
耐震に必要な事
そもそも構造区画、分かっていますか?
いざ耐震改修を依頼するとして。
語弊を恐れず言えば、一般のリフォーム会社の耐震改修はめちゃくちゃの場合が多いです。
耐震リフォームで大事なのは、どこで構造区画を割るか?どこの応力がどこに伝わっていくか?伝わる過程に部材の劣化が無いか?
という構造の応力伝達のイメージできる事。かつ、リフォームで使用出来るフレキシブルな耐震アイテムをどれだけ知っているか?など実務者としての能力もかなり求められます。
これができるんですか?と設計に聞いてみて下さい。適当に受け流されるはずです。それほど人材が足りていないし、育成も放棄されている。リフォーム耐震工事は闇が深いです。
耐震診断
弊社には耐震診断員(設計、施工)の登録者がおりますので「耐震リフォーム」をご希望の際は自社診断を行います。地方自治体から耐震診断員(診断)を派遣されている物件にも対応いたします。
耐震補強
補強に関しては、地盤、基礎、軸組、に分けて補強を行う事が可能です。
「地盤」
地盤に関しては大規模な地盤改良工事を行う事は難しいので、沈下の修正などまでにとどまります。高価な工事になりますので、余程危険視されるほどの沈下でない限り行いません。傾斜地では既存の擁壁や石垣が悪さをしている事も多くなかなか難しいです。 平地の場合、建物の自重による不同沈下の場合、10年もすれば収まっているケースも多く地盤改良(沈下修正)が効く場合も多いです。地下水や地震による変動、液状化の場合、建て替えや売却も視野に入ります。
「基礎」
鉄筋コンクリート基礎を既存の基礎に添え打ちしたり、撤去して新設したり、しろあり対策に土間を打ったり鉄筋が組めてコンクリートを運んで流せる状態であれば工事を行う事ができます。ただ無筋基礎に対して完全な工事を行うのはかなり費用が掛かるので、築年数によっては建て替えや売却も視野に入ります。
「軸組」
勘違いされやすい部分ですが、強い金物が付いたから強い。という事ではまったくありません。大切なのは耐震設計の能力を発揮するために、劣化箇所を取り除き、応力を伝える構造部材(基礎、柱、梁)を安定させる事です。金物はそのための選択肢です。許容応力度計算や時刻歴応答解析の計算ができ、実務者としても知識のある者が設計する事が肝要となります。
防蟻処理(耐震)
リフォームの際シロアリが発生している事がよくあります。劣化の修繕はれっきとした耐震改修工事です。つまりシロアリの防除は耐震改修工事となります。元の状態にできるだけ戻す、というニュアンスです。
「お風呂など湿気の多い箇所」
タイル目地からの浸水で構造木材がしめり腐りシロアリの棲家になるパターンが多いです。この場合、シロアリ駆除業者をいれても薬液の効果の発生する期間、約5年を経過すればまた同じくシロアリが発生する恐れはあります。一番良いのはお風呂周り全てを解体撤去し、基礎からやり直し、ユニットバスを設置する方法です。
「その他の一般部分」
床下内部空間を移動できる範囲であれば、しろありの駆除・予防は可能です。5年毎の予防をお勧めしたします。
屋根荷重を減らす(耐震)

頭が重たい建物と軽い建物、大きく揺れてしまうのはどちらか?想像に容易く頭の重たい建物です。実際、壁量計算でも許容応力度計算でも、頭が重ければ重いほど耐震性能は落ちていきます。つまり屋根荷重を減らす事は耐震改修工事と言えます。しかし、建築基準法の改正で屋根材の吹き替え工事の予算的なハードルが上がりました。
「瓦の下地の土降ろし」
屋根瓦が重いのはもちろんですが、その下地となる土も相当に重たいです。4t程度の荷重があるそうです。瓦の葺き直しを検討されている際は土を降ろして、下地を直してから土無しで瓦を葺く事をお勧めします。
「板金屋根」
瓦と比べると10分の1程度の重さしかありません。純和風に合うかというと合いませんので、余程、耐震を強化したい方にお勧めしたい屋根材料です。
一番大事な地震保険
最後になりますが、他のどれよりも重要と考えているのが地震保険です。加入されている棟数は年々増えていますが、古い住宅でかけられているケースは多くはありません。火災保険の半額までで地震保険額を設定でき、それに応じた地震保険料がかかってきます。今の所、滋賀県はまだ安いほうです。地震による火災は、火災保険では補償されないの事はあまり知られていないので、是非とも火災保険もあわせて見直しを行ってください。
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