花粉症等のアレルギー対策
花粉症等のアレルギー対策に必要な事
お住まいの地域の空気はキレイですか?
窓を開けて換気する事は日本においてとても一般的な行為です。
ただ近年では花粉、アレルギー物質、PM2.5などの微小粒子状物質、黄砂などのホコリ、多くの体を害する物質が空気中を浮遊しています。
現代日本において窓を開けて空気を入れ替える行為は個人的には空気のキレイな農村などでしか適さないと感じています。(花粉症は山に近い方が厳しいです)キレイな空気の場所でもカビの生えた窓からはカビの胞子が舞うので論外ですが。
外出中はこれらの浮遊物質に晒されているわけですが、家の中に入った時くらいはキレイな空気で過ごしたいものです。
花粉等の浮遊物質を室内に入れない
最近の住宅では、シックハウス対策として24時間換気が義務付けられています。室内から発生しているシックハウス物質を換気扇から出していくという考え方です。
とは言えほとんどの建材、塗料、接着剤はには上記物質が含まれませんので、発生源としては家具・雑貨(量販店品、輸入品)が多いです。
排気を行う際必ず給気口、若しくは給気設備が必要になります。
この給気設備にフィルターを設置する事により、室外からの花粉等の浮遊物質をシャットアウトする事が可能となります。
※予告なく商品が変更される事があります
洗濯物は室内干しも検討しましょう
花粉等の浮遊物質の取り込みルートとして、洗濯物、衣類などへの不着も考えられます。
肌に接する部分の衣類に花粉が付いていると症状が悪化してしまう恐れもあり、花粉のシーズンは部屋干しをされる方も多いかと思います。
しかし花粉症にはスギ、ヒノキ、ブタクサ、イネなど色々な種類があり全てに対応するとほとんど外に洗濯物を干せないという事になってしまいます。いま反応していない物質にアレルギー反応を起こしてしまう事もありますので「1年中室内干し」という選択肢も視野に入れる方が安心かもしれません。
室内干しは凄いエネルギーを発生させる
結論から、室内干しをする可能性があるなら空調設計が必要になります。
室内干しの洗濯物からは大量の潜熱が発生します。
夏場は顕熱が下がり、潜熱が上がる事を配慮してエアコンを選ぶ必要があります。
冬場は顕熱は無視し、潜熱が下がる事に配慮し過湿量も減らす必要があります。
こういった事に配慮しないと夏に湿度が下がりきらない。
冬に窓が結露する。などの不具合が起こってしまいますし
洗濯物がそもそも乾かない、などのケースも考えられます。