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防火性能・耐火性能

火災保険料が約40%減!ついに標準化!!

※保険料率は各火災保険会社にご確認下さい
通常木造は火災に弱いとされ、軽量鉄骨造や鉄筋コンクリート造より火災保険料が高く設定されてしまいます。
「省令準耐火」という仕様にする事により「外から火に強く」「中からの火に強く」なる事が証明され、火災保険料が約40%減になるという内容です。(保険契約により変動しますので詳しくは各保険会社にお問い合わせ下さい)
高断熱住宅において施工方式を制限される事もあり、住宅金融機構側になかなか認められなかった事もあったのですが、苦心の末ようやく標準化にこぎつけました。工事内容が増えた事によりさらに工期がかかってしまうので早くお引越しされたい方には省令準耐火はお勧めできません。
 

いったいどれだけ得をするの?

保険会社によって変わるのですが、10年間で火災、風ひょう雪、盗難、設備、不測かつ突発、あたりを付けて、水災を除外、家財も除外した場合。
一般木造住宅の火災保険料、25万円/10年間
省令準耐火構造の火災保険料、15万円/10年間
くらいになるようです。(2020年、現在)
(保険契約により変動しますので詳しくは各保険会社にお問い合わせ下さい)
その差、10万円/10年間。火災保険の料率がずっと変わらないと仮定すると、
60年間で60万円の差!となります。
 
大手ハウスメーカーさんのお客様では30万円くらい火災保険をかけておられるようなので(凄く高いですね。どんな保証がついているのか気になります。全棟に水災が付いているんじゃないでしょうか?)
30万円の火災保険をかけた場合、60年で90万円の差!となります!
 

見た目の変化は?

外装、内装とも制限を受けます。
<外装>
外壁は左官、金属板、木板問わず採用いただけます。軒天(屋根や玄関ポーチなどの室外の天井)は耐火面材による処理が必要なのでこの辺りで見た目上厳しくなってきます。化粧柱、化粧梁などの構造材は防火構造とする必要があるので木を見せる事は不可能になります。
<内装>
壁や床や天井は制限を受けません(ケースによりますが)。化粧柱、化粧梁などの構造材は耐火被覆で覆う必要があるので木を見せる事はできません。純和風や古民家風との相性は悪いと言えます。再現は可能ですが余計な費用が発生してしまいます。

結局のところ

■室内でタバコ等の火気を使用される■火災保険にお金をたくさんかける。という方にとって非常に有益な仕様といえます。小さな工務店で標準採用している所は珍しいのでご採用いただく方が良いかと思います。
純和風やログハウスのような意匠をお好みの場合、省令準耐火仕様のままだと、工事費用が跳ね上がる事が予想されますので、省令準耐火を外していただく方が良いかと思われます。ケースに合わせて検討させていただきます。
 

その他の項目

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