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最高等級・耐震等級3、その先へ

時刻歴応答解析の導入

Wallstatという京都大学生存圏研究所さんの公開されているフリーソフトでの解析を
令和3年以降のご契約物件に標準採用いたしました。
弊社、Wallstatマスター会員に認定されました!
素晴らしいソフトウェアを無料で公開いただいているので感謝しかありません。
近年では他の構造計算ソフトとの連携も進んでいたり、建材メーカーさんのデータ提供なども増えてきており事業が活性化されているのを感じます。
ただ、無料という側面もあり急遽使えなくなる事情が出る可能性は有りますので、その点はご了承下さい。
使えなくなった時点で弊社の標準仕様から削除いたします。
使ってみた感覚を下に動画でまとめていますので、宜しければご覧ください。

構造計算・許容応力度計算を標準化!

法的に義務化されている壁量計算だけではなく、より高度な構造計算である「許容応力度計算」を行います。
耐震等級2、耐震等級3の認定には「壁量計算」ではなく構造計算が必要ですが品確法の「性能表示計算」「許容応力度計算」の2種類があり許容応力度計算の方がより厳しい判定になります。
近年、許容応力度計算がかかっていない建物は話にならないという風潮ですが「許容応力度計算がかかっていて耐震等級3であれば何でもOK」という風潮もあり、疑問を感じます。
 
例えば、構造設計事務所の先生であればスキップフロア等の難解なプランを成立させる事は容易でしょうが、構造の先生に無理の無いプランを設計していただく方がより強い建物になります。(簡単にスキップフロアと良く聞きますが、先生案件にすべき物も多いと感じます。)
例えば、とても優れた構造システムや工法を用いれば大開口などのプランは成立させる事は容易でしょうが、優れた工法を用いて無理の無いプランを設計する方がより強い建物になります。
偉い先生や凄い工法をご希望の方は見た目は面白く無いかも知れませんが、無理の無いプランでご依頼される事をお勧めします。

そんなモヤモヤをwallstatで検証したのが下の動画、チャンネル登録高評価いただけると嬉しいです。
YouTubeで再生

ピン工法併用のハイブリッド工法

木材の欠損が多い通し柱にピン工法を採用しています。
ピン工法部分にはEW材(集成材)を用いないといけないですが軸組工法部分には天然木無垢材を採用する事が可能です。100年を超える目線で見た場合、天然木無垢材の方が長持ちすると考えております。EW材、天然木無垢材のどちらかに偏るのではなく木を愛する工務店としてどちらとも前向きに付き合っています。
1階建ての際は通し柱が無いのでピン工法を用いる箇所がありませんが、追加仕様にて全てをピン工法にする事ももちろん可能です。

制震金物の標準化!

震度6強実験に6回耐える金物を標準化!地震変形の大きい下階層に取り付けます。
最上階層は一般的な金物になります。
詳しくは「制震装置との向き合い方」のページをご参照下さい。

省令準耐火の標準化!

外からの火に強い!内からの火に強い!
省令準耐火仕様標準化!詳しくは「防火性能・耐火性濃」のページをご参照下さい。

天然木無垢材とEW集成材

材木の樹種とそれぞれの特性

いろいろな樹種を採用できます。樹種名の隣の()は気乾比重の目安で簡単にいうと木材の堅さを表しています。希少な木材は輸入状況や製材状況に応じてご希望の材が手に入らない事もよくあります。その都度適材適所でご要望にお答えしています。(ウッドショックの影響で木材の指定が困難になっています)

森林保護のための材木流通

日本の林野庁が森林の過剰な伐採を防止するために、合法的に伐採された木材には以下のような認証マークを付けています。
弊社としても輸入木材においてもFSC、PEFCマークの木材を率先して採用しています。

とても大事な基礎コンクリート

■基礎はどうやって決める?■
一般住宅においてコンクリートの鉄筋の本数は「配筋表」などにより定められます。しかし構造計算をかけるとこの「配筋表」では明らかに鉄筋が不足してしまいます。弊社の基礎は構造計算により基礎形状を決定しています。
■ベタ基礎の弱点■
建物の荷重と地盤調査情報があれば基礎の形状を決定できます。ベタ基礎であれば大丈夫という話もありますが、ベタ基礎は設置圧自体は低く軟弱地盤に向きますが、より深くまで荷重が伝わるので実は地盤の形質が問われます。場合により布基礎も選択します。

とても大事な地盤保証

■保証期間■
地盤保証ではかなり長期間の30年保証。最大5000万円まで補償されます。
■セメントを地盤に埋め込まない利点■
セメントを地盤に埋め込まないので有害物質の六価クロムが発生しません。
セメントを地盤に埋め込まないので土地売却の際に不動産価値が下がりません。
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