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ヒートショック対策

交通事故より危険なヒートショック

左の表が示すように、年間の交通死亡事故者数よりヒートショックに起因する死亡事故者数の方が圧倒的に多くなり問題視されています。
高齢者の人口割合が増えた事により入浴脱衣などの寒暖差に弱い方が増加した事が大きな原因のひとつです。
今現在若い方もいづれは年をとるので全ての世代において環境整備が必要と考えられています。
特に各部屋の温度差が大きくなる冬は大変危険です。

●簡単にできるヒートショック対策

冬場は各室で暖房を行うだけでなく、トイレ、洗面などにおいてもストーブやミニ電気ヒーターを運転し各室の温度差をへらしましょう。設備費用が安く導入しやすい利点がありますが、電気代や灯油代がかなりかかってしまいます。
若い方はお正月など帰省の際にミニ電気ヒーターを買って帰ってあげてください。

●お金が掛かるけど完璧なヒートショック対策

基本的に新築に向けたものですが、全館空調と全館換気、湿度管理まで行えるシステムです。
導入費用が300万円を超えてくる事、電気代が高くなる事、メンテナンスやフィルター交換などの維持管理費が高くなる事、ともかく高いです。お金持ちの方で室内環境にこだわりたい方には適切なシステムといえます。

●賢いヒートショック対策

新築においても、リフォームにおいても重要となるのが断熱性能の改善。
断熱性能を高めることにより建築費用はやや高くなりますが、長い目で見ていけばヒートショックの危険を減らし医療費を削減でき、光熱費も安く抑えていけるので、高断熱化は非常に賢い選択です。
特に開口部つまり「窓」は弱点です。窓を樹脂窓にすればエネルギーのロスをかなり減らせます。ちょっと上の図はおおげさですが6割といかないまでも相当改善できます。どうせなら「樹脂窓」でいきましょう。
樹脂サッシ・トリプルガラスが標準仕様です
Q値1.50 C値0.2 の並外れた性能
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