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【社員大工】今一番重要!

大工として提言

未来の子供たちのために?

大げさなタイトルではありますが、大工さんの今の状況はけっこうまずいと思っています。
生活用品や光熱費、燃料、自動車、機械工具などは高騰しているのに、大工手間は上がらない。
電気屋さんや設備屋さんは資材の利益があるのでなんだかんだ値上げ交渉はしやすいが、
大工さんはその体一つ、値上げがしにくい。
加えて状況の悪いことに、建築会社によっては、釘やビス、接着材に至るまで大工さん持ち。
釘やビス、接着剤は値上がりするけど、大工さんは値上げ交渉もできない。しない。
日本人的な美徳で徒党を組んで元請けに交渉するのを抗議と考え、美しくないので良しとしない。
この辺りは人によるかと思いますが、言わないと伝わらない。

ただこれは田舎特有とは言いませんが、局所的な現象かもしれません。

では都会では何が起こっているか、
新築、リフォームの着工数が多い地域では大工さんの不足により、
経験の浅い大工さんが一人前として起業し始めているそうで、徐々に大工の手間は上昇しているそう。
ただ、経験の浅い大工さんが難しい物件を受けることができないので、
難しい物件はベテランの大工さんに回される。比較論でベテランが貧しくなる。
そして、経験の浅い大工さんは浅いままになってしまう。

それが続くと何が起こるか、
ベテラン大工さんが引退していきます。
難しい物件を施工できる人間が枯渇していきます。
ここでいう「難しい」ってなんでしょうか?
宮大工さんのような伝統工法でしょうか?
いえ、こちらは伝統工法として保存されます。
ここでいう「難しい」は「高性能住宅を支える技術」になります。

大工を志望する若者たちは減少傾向で大工の育成校のクラスも
減少しているそうです。
今の若者たちはリサーチ能力が半端ではございません。
AIがおりますので。
儲からない、きつい仕事に就きたい若者はあまり多くありません。
トビさんや解体屋さんには若者がけっこうおられます。
つまりそういう事です。

結論、
高性能住宅を支える大工さんが減ってしまい、
適正な住宅の提供に支障が出る。
価格を電気屋さんや設備屋さんにそろえて待遇を良くしたとて
そのころには熟練の大工さんがほぼ居ない。という状況になる気がします。

今、空き家問題、物価高騰、戦争、不安定な状況になってきています。
家は転売する資産、もしくは継承する資産、に持って行かないと経済合理性が
担保しにくくなってきます。

未来のために大工さんの待遇を整えないといけない。

これは過言でしょうか?

私はそうは思わない。
ただ単純に、しっかりした大工さんに家を建てて欲しくないですか?
お客様の建築費用を安くするために大工さん、職人さんが値引きをさせられる社会。
お客様は望んでいないはずなんですよ。性善説で話していますが。

そんな未来を止めるための「社員大工」
今後のトレンド、営業の武器になると私は判断します。
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